Herbal Database〔ハーブティー薬草データベース〕 | |
HOME | 参考文献 |
年齢、健康状態による制限 | ||||
子供に安全 | 子供に注意 | 妊婦・授乳中に注意 | 高齢者に安全 | 高齢者に注意 |
病名・症状別検索 | ||||
アレルギー | ダイエット | 糖尿病 | 女性、妊婦 | 不妊・未妊 |
循環器系〔血圧〕 | 肝臓機能 | 消化器系〔便秘〕 | 消化器系〔潰瘍など〕 | 泌尿器系 |
頭〔精神系など〕 | 皮膚関係 | 耳鼻咽喉関係 | 目 | 歯科、口腔 |
感染症 | 免疫機能関係 | 関節炎、骨関係 | リウマチ・痛風 | 呼吸器 |
名 称 | ノニ | ![]() |
科名・属名 | あかね科 ヤエヤマアオキ属 常緑高木 | |
学 名 | Morinda citrifolia(モリンダ キトゥリフォリア) | |
和 名 | やえやまあおき〔八重山青木〕 | |
ハ ー ブ | インディアン マルベリー〔Indian mulberry〕 ホッグアップル〔Hog Apple〕 |
|
生薬名 | 海巴戟 〔カイハゲキ〕・・・中国 檄樹〔ゲキジュ〕・・・台湾 |
|
産地・分布 | 熱帯地方で栽培、沖縄、小笠原で栽培。 | |
ノニの果実 | ||
成 分 | スコポレチン、プロゼロニネス、ゼロニンアルカロイド、ダムナカンタール、アルカロイド、 ビタミンB・C、ナトリウム、カルシュウム、マグネシュウム、中鎖脂肪酸、カリウム、 アントラキノン類、β-シトステロール、カロテン、ビタミンA、リノール酸、カプロン酸、 ウルソリン酸、ルチン等を含む |
|
作 用 | 免疫力強化、鎮痛、血圧降下、アレルギー抑制、抗腫瘍、血糖値降下 | |
適 応 | 高血圧、ストレス、不眠症、リウマチ、動悸、糖尿病、アレルギー、ガン予防、関節炎、 動脈硬化、胃・十二指腸潰瘍、肥満、便秘 |
|
採取・製法 | ノニの果実を採取後醗酵させて乾燥。 | ![]() ![]() |
部位・形状 | ノニの果実、粉末。 | |
香 り | ノニの果実を醗酵したあまり良い香りではない。 | |
味 覚 | 独特のクセのある味。 | |
使用方法 | ノニ約3g〔小サジ1/3杯〕を1日3回。 | |
乾燥したノニの果実とティー | ||
ブ レ ン ド (小サジ) |
ストレス・・・・・・・ノニ1/2+マカ1/2+弟切草1/2+バレリアン1/4 免疫強化・・・・・・ノニ1/2+キャッツクロー1/2+エキナセア1/2+紫イペー1/2 |
|
備 考 | ![]() |
![]() |
ノニの花 | ノニの葉 | |
・ノニの別名・・・ ノノ〔Nono〕、パチェ〔Paca〕・・インドネシア 諾麗果〔ダクレイカ〕・・台湾 | ||
購入資料 | ハーブ(Herbal tea)専門店 【百華茶苑】 |
ノニの安全性 | |
クラス:分類なし | ヒトに対する安全性については参考になる十分なデータは見当たらない。 |
・果実は、医薬品的効果効能を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)に区分される。 ・ヒトに対する安全性については、果実を食品として摂取する条件では安全性が示唆されているが、 肝障害との関連が疑われる報告がある。 ・月経促進薬として用いられてきたとの情報があるので妊娠中の経口摂取は避けたほうがよい。 ・授乳中の安全性については信頼できるデータがないので使用は避けること。 |
ノニと医薬品の併用 | ||
薬 剤 併用注意 |
・ノニ果汁はカリウムを豊富に含むので、理論上、カリウム保持性利尿薬、 アンジオテンシン変換酵素阻害薬やアンジオテンシン受容体遮断薬と併用すると、 高カリウム血症になる可能性がある。 ・臨床検査において、尿の色調に影響を与えることがある。 ・ノニは肝毒性がある可能性があるため、理論的には、肝毒性のあるハーブ等との併用で 肝障害を起こすリスクが増加する可能性がある。 ・ノニはビタミンKを含むため、ノニとワルファリンを併用すると、ワルファリンの薬効が 減弱する可能性がある。 ・ワルファリンと塩酸ソタロールを服用している41歳女性(アメリカ)がノニジュースを 1~2杯/日(摂取期間不明)摂取したところ、ワルファリンの摂取量を増やしても INR値が改善しなかったが、ノニジュース摂取中止によりINR値が上昇した。 |
【名称 英名 学名 用語】 索引 |
ノニの語源 |
・学名〔Scientific name〕 Morinda 〔モリンダ〕 属名 ラテン語のmorus〔桑〕とindica〔インドの〕の複合語。桑の実に 似た果実で印度原産の意味。 citrifolia 〔キトゥリフォリア〕 種小名 citrus〔柑橘類〕とfolius〔葉〕から柑橘類の葉をもった植物の意味。 ・英名〔Herb tea〕 Indian mulberry(インディアン マルベリー)インド原産の桑に似た植物。 Hog Apple〔ホッグアップル〕 Noni 〔ノニ〕 ポリネシア語で〔混ぜる〕の意味。さまざまな薬草をまぜ病気の治療に用いた ・インドネシアでは、果実はMenkudu、Kangkudu、Pace、Bengkudu、Nony、Tibahなどの呼称がある。 ・タイではYaw, フィリピンではNonoやBaucudoと呼ばれ、太平洋諸島ではKura(フィジー)、 Nono(タヒチ)、Nonu(サモア)、Ladda(グアム)、Noni(ハワイ)など多様である。 ・和名 八重山青木 〔やえやまあおき〕 沖縄の八重山諸島に自生する植物が青木に似ていることに由来。 ・生薬 海巴戟 〔カイハゲキ〕・・・中国 檄樹〔ゲキジュ〕・・・台湾 |
ノニの歴史 |
・Morinda officnalisは漢時代〔BC206年~AD23年〕の中国漢方に腎臓の活力に影響するとの 記載がある。 ・2000年前、ポリネシア人の祖先は、新天地を求めて航海する際に、ノニを生活に欠かせない 植物としてカヌーに積み込み、ポリネシアの島々に運んだとされている。 ・1700年代後期に英国海軍のキャプテンだったジェームズ・クックはタヒチの原住民がノニの実を 食べていた事実を記している。 ・ロンドンで1866年に出版された書物はフィジー諸島の原住民がノニの実を食べていたと述べている。 さらに後の出版物にはノニの実が太平洋諸島や東南アジア、オーストラリア、インドで食用に 利用されたことが載っている。ラロトンガで原住民がノニの実を常用していたことが記されている。 ・オーストラリアの原住民アボリジニがノニの実を好んでいたことも報告されている。 ・1943年にメリルはポリネシア群島に野生する食用植物および毒草に関する解説書を書き、 その中でノニが食用植物であり、その葉や実は緊急災害時の食物として利用できると述べている。 ・日本で最初にノニジュースが販売されたのは1999年で、アメリカ系の会社が会員販売制度を通じて タヒチ産のノニと他の果汁を混ぜたノニジュースを紹介した。 ・2000年にはノニの原産地インドネシア産の100%ストレートジュースが紹介された。 ・現在では多くの産地の製品が健康食品として販売されるようになっている。 |
ノニの栽培と収穫 |
・非耐寒性。日向の水はけの良い砂質の土壌を好む。最低気温15℃~18℃で塩分の多い環境でも生育する。 ・繁殖は、18℃~21℃のころ完熟した種を蒔く。半熟枝を挿して増やす。 ・収穫は、根は必要に応じて掘りあげ、煎じ薬にする。葉は成長期に摘み取りジュース、煎じ薬にする。 実は熟したも果実を2~3ヶ月醗酵させてから絞ってジュースにする醗酵後の果実を乾燥させて粉末加工する。 |
ハーブを調べるには、役立つ索引です。 |
名称索引 英名索引 学名索引 用語索引・・・名称や語句で検索 |
ハーブティー専門店【百華茶苑】 オリジナルブレンド〔ハーブ、薬草〕 | ||||
A-1(ダイエット) | A-2(美 肌) | A-3(アレルギー) | A-4(病気予防) | A-5(糖 尿) |
B-1(血 圧) | B-2(不 眠) | B-3(女性ホルモン) | B-4(眼精疲労) | B-5(蓄膿・歯周病) |
ハーブティー専門店【百華茶苑】 目的別商品〔ハーブ、薬草〕 | ||||||
ダイエット | 女性・妊婦 | ストレス | アレルギー | 冷え性 | 男 性 | 血 圧 |
糖 尿 | ペット用 | 目〔老化〕 | 耳鼻・咽喉 | 感染防止 | 歯・口腔衛生 | オリジナル |
ハーブティー専門店【百華茶苑】福岡県春日市 Copynghted (c) 2005 Hyakka-Saen.Co.Ltd All Rights Reserved |