ハーブティー薬草データベース(Herbal Database)(2011年保存)

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Herbal Database〔ハーブティー薬草データベース〕
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年齢と共に少しずつ健康が損なわれていくことを知る スポンサーリンク
腰痛・・・一般的に「ぎっくり腰」と呼ばれる
肩こり・・・肩、肩甲部にかけての筋肉の緊張を中心とする不快感
骨粗鬆症・・・骨量の減少と骨組織の微細構造に脆弱性が生じる
薄毛・・・びまん性脱毛症とは、女性にみられる脱毛症のこと
ニキビ・・・毛嚢・脂腺系の慢性炎症を生じる皮膚病
前立腺肥大症・・・男性生殖器官の前立腺内側が腫大する病気
アトピー・・・湿疹を伴うもののうち、アレルギー反応と関連がある

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【名称 英名 学名 用語】・・・・・名称、俗名、英名、学名や専門用語、成分などの検索一覧表
保存資料 2009以前2010年2012年2013年2014年2015年
2011年12月
【カモミール】 有効性:脳・神経・感覚器 (11.12.27)
・不眠症患者34名 (試験群17名、平均42.2±13.5歳、アメリカ)を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験に
 おいて、ジャーマンカモミール抽出物270 mg×2回/日を28日間摂取させたところ、睡眠時間や睡眠の質、日中の症状に
 影響は与えなかったという報告がある。
【ビール酵母】 有効性:免疫・がん・炎症 (11.12.27)
・2010年7月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験5報について検討したメタ分析において、
 ピロリ菌除去の標準の治療法にSaccharomyces boulardii摂取を加えると、除菌率の向上や、副作用である下痢の
 発症率低下と関連が認められたという報告がある。
【セイヨウカノコソウ】 有効性:生殖・泌尿器 (11.12.19)
・女子学生100名 (試験群49名、平均20.90±1.36歳、イラン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、
 セイヨウカノコソウ255 mg×3回/日を月経の始め3日間、2周期摂取させたところ、生理中の痛みの自覚症状が
 減少したという報告がある。
【カテキン】 有効性:循環器・呼吸器 (11.12.14)
・減量プログラム参加者または健康な成人51名 (試験群25名、平均43.2±14.8歳、日本) を対象とした二重盲検無作為化
 比較試験において、カテキン含量400 mg/日または100 mg/日の緑茶を9週間摂取させたところ、血清アディポネクチン、
 体重、BMI、ウエスト囲、血圧、コレステロール値、中性脂肪量、空腹時血糖値、ALT、AST、γ-GTP、尿酸値、
 高感度C反応性蛋白濃度にカテキン摂取量の影響は認められなかったという報告がある。
【カンゾウ、甘草、リコリス】 安全性:危険情報 (11.12.01)
・カンゾウ摂取との因果関係が疑われる重篤な低カリウム血症が多数報告されている。自動除細動器を入れている
 38歳男性 (アメリカ) が、過剰のカンゾウを摂取したところ (摂取量、期間不明) 、低カリウム血症を呈し自動除細動器が
 作動した。

知らず知らずにいつの間にか症状が悪くなっている スポンサーリンク
口内炎・・・口の粘膜に生じる炎症の総称
歯周病・・・歯のまわりにある組織に起こる疾患
口臭・・・口から吐く息とともに出る臭い
気管支喘息・・・過敏性になり呼吸困難、喘鳴、咳を繰り返す
膀胱炎・・・細菌が膀胱内に侵入し、増殖して炎症を起こす
過敏性腸症候群・・・便秘や下痢などの便通異常を伴う腹部症状
駆風・・・胃腸内のガスを排出させ、圧迫感(ガスだまり)を除く作用

【名称 英名 学名 用語】・・・・・名称、俗名、英名、学名や専門用語、成分などの検索一覧表
2011年11月
【カシス、ブラックカラント、クロフサスグリ(黒房酸塊)、クロスグリ】 有効性:循環器・呼吸器 (11.11.22)
・健康な成人男女20名 (平均44.55±13.34歳、イギリス) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ
 比較試験において、20%カシスジュース250 mLを単回摂取させたところ、血管機能や血漿の抗酸化能、糖、中性脂肪、
 遊離脂肪酸濃度に影響は与えなかったという報告がある。
【イソフラボン】【ダイズ】 有効性:循環器・呼吸器 (11.11.18)
・閉経後の女性325名 (試験群162名、平均60.8±7.2歳、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験に
 おいて、大豆タンパク質25 g/日 (イソフラボンアグリコン91 mg/日含有) を2.7年間摂取させたところ、頸動脈内膜中膜
 複合体厚の進展に影響は認められなかったが、閉経後5年以内を対象とした場合には、頸動脈内膜中膜複合体厚の
 進展を抑制したという報告がある 。この効果については、さらなる科学的根拠の蓄積が必要である。
【カロテン】 安全性:医薬品等との相互作用 (11.11.16)
・市販製品を用いたin vitro 試験において、トランス型β-カロテン含有のビタミンサプリメントはCYP2C9、2C19、3A4を
 阻害する可能性が示唆されたという報告がある。
【フーディア・ゴードニー】 有効性:肥満 (11.11.15)
・過体重の女性49名 (平均26.4±7.9歳、試験群25名、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験に
 おいて、フーディア・ゴードニー抽出物1,110 mg入りヨーグルト飲料を2回/日、15日間、朝・夕食の1時間前に
 摂取させたところ、エネルギー摂取量や体重に影響は認められず、血圧、脈拍、心拍数、血清中ビリルビン、
 ALP濃度の増加が認められたという報告がある。
【サジー】 有効性:脳・神経・感覚器 (11.11.11)
・ドライアイの患者96名 (試験群49名、平均45±18歳、フィンランド) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験に
 おいて、サジー油2 g/日を3ヶ月間摂取させたところ、涙膜の脂肪酸構成に影響は認められなかったという報告がある。
【カテキン】 有効性:循環器・呼吸器 (11.11.11)
・2010年3月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験20報について検討したメタ分析において、
 緑茶カテキンの145~3,000 mg/日、3~24週間の摂取は、血清総コレステロール、LDLコレステロールの減少と関連が
 認められたが、HDLコレステロール、中性脂肪に影響は認められなかったという報告がある。
【葉酸】 有効性:脳・神経・感覚器 (11.11.07)
・妊娠中の葉酸サプリメント摂取が出生児の3歳時点における重度言語発達遅延 (神経発達障害と関連) に与える影響を
 調べた前向き観察研究 (ノルウェー) において、子供の0.5% (204名/38,954名) に重度言語発達遅延が観察され、
 妊娠4週間前から妊娠8週までの期間に葉酸サプリメントを摂取していた妊婦の出生児では、そのリスクが
 半減したという報告がある。
【ガルシニア・カンボジア】【ダイズ】 有効性:肥満 (11.11.02)
・過体重の男女86名 (20~50歳、試験群57名、韓国) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、
 ダイズ葉抽出物またはガルシニア・カンボジア抽出物を2 g/日、10週間摂取させたところ、体重に影響は
 認められなかったという報告がある。
2011年10月
【アロエベラ】 有効性:消化系・肝臓 (11.10.26)
・過敏性腸症候群の患者110名 (18歳以上、イギリス) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験に
 おいて、アロエベラ飲料60 mL×2回/日を5ヶ月間摂取させたところ、生活の質の自己評価 (GSRS、IBSQOL) に
 影響は認められなかったという報告がある。
【イチョウ】 安全性:危険情報 (11.10.25)
・2009年2月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験18報について検討したメタ分析において、
 イチョウ葉抽出物の1週間以上の摂取は、血液粘度の低下が認められたが、他の出血パラメーター (血流、
 血小板凝集能、フィブリノーゲン濃度、プロトロンビン時間) に影響は認められず、240 mg/日以上の摂取または
 病者においてのみ活性化部分トロンボプラスチン時間の短縮が認められたという報告がある。
【チャ(茶)】 有効性:循環器・呼吸器 (11.10.24)
・2010年8月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験14報について検討したメタ分析において、
 緑茶(緑茶もしくは緑茶抽出物)の摂取は、血清中総コレステロール、LDLコレステロールの低下と関連が認められ、
 HDLコレステロールへの影響は認められなかったという報告がある。
【チャ(茶)】 安全性:医薬品等との相互作用 (11.10.20)
・腎臓移植後、タクロリムス (免疫抑制剤) 1 mg/日を服用していた特定の遺伝素因 (CYP3A4*1B、CYP3A4*10) をもつ
 58歳男性 (イタリア) が、緑茶を摂取したところ(量、期間不明) 、血漿中タクロリムス濃度が上昇し、
 緑茶の摂取中止により回復したという報告がある。
【ダイズ・乳清】 有効性:肥満 (11.10.20)
・過体重または肥満の成人73名 (アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化比較試験において、大豆タンパク質
  (試験群25名、平均53±9歳) または乳清タンパク質 (試験群23名、平均49±9歳) を約56 g/日、23週間摂取
 させたところ、乳清タンパク質摂取群でのみ体重、脂肪量、腹囲の減少が認められたという報告がある。
【イチョウ】 有効性:脳・神経・感覚器 (11.10.19)
・正常眼圧緑内障患者30名 (18~80歳、試験群15名、韓国) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、
 イチョウ葉抽出物80 mg×2回/日を4週間摂取させたところ、眼底組織の血流が増加したという報告がある。
【ダイズ】 有効性:循環器・呼吸器 (11.10.17)
・脂質異常症患者52名 (平均38.90±8.79歳、試験群26名、イラン) を対象とした無作為化比較試験において、
 低カロリー食 (1,400 kcal/日) とともに大豆タンパク質30 g/日を4週間摂取させたところ、血清LDLコレステロールの
 低下が認められたが、総コレステロール、トリグリセリド、HDLコレステロール、LDLコレステロール/HDLコレステロールに
 影響は認められなかったという報告がある。
【カテキン・チャ(茶)】 安全性:危険情報 (11.10.13)
・結核の既往歴のある51歳男性 (日本) が、高濃度カテキン含有緑茶抽出物50 mg/mL含有の溶液2 mLを1~2回/日、
 1ヶ月間吸入したところ、過敏性肺炎を起こしたという報告がある。
【イチョウ】 有効性:脳・神経・感覚器 (11.10.13)
・右利きの中高年男性19名 (平均54.9±3.1歳、オーストラリア) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ
 比較試験において、イチョウ葉エキス40 mg×2回/日を14日間摂取させたところ、作業記憶パフォーマンスが向上し、
 作業中の左側頭、左前頭領域の脳波の活性が認められたという報告がある。
【イチョウ】 安全性:医薬品等との相互作用 (11.10.13)
・人口ベースの後ろ向き研究 (台湾) において、イチョウ葉エキス処方薬と抗血小板薬や抗血液凝固薬
  (シロスタゾール、クロピドグレル、チクロピジン、ワルファリン) の同時処方は出血リスクに影響を与えなかったという
 報告がある。
【ノコギリヤシ】 有効性:生殖・泌尿器 (11.10.12)
・良性前立腺肥大症の男性357名 (平均60.97±8.40歳、試験群176名、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ
 比較試験において、ノコギリヤシ抽出物320 mg/日、およびその2倍量、3倍量を各24週間ずつ (全72週間)
 摂取させたところ、症状の重症度評価 (AUASI、BPH Impact Index、QOL、夜間頻尿、最大尿流量、排尿後残尿量、
 前立腺特異的抗原 (PSA) レベル、生殖機能、尿失禁、睡眠の質など) に影響は認められなかったという報告がある。
【エキナセア】 有効性:免疫・がん・炎症 (11.10.11)
・風邪のひき始めの患者719名 (平均33.7±14.4歳、試験群366名、アメリカ) を対象とした無作為化比較試験において、
 エキナセア乾燥根 (E.purpurea根とE.angustifolia根をほぼ等量含有)を1日目は10.2 g/日、その後4日間は
 5.1 g/日摂取させたところ、罹患期間や重症度に影響は認められず、プラセボ効果が大きかったという報告がある。
【イチョウ】 安全性:危険情報 (11.10.07)
・イチョウ葉との関係が疑われる健康被害が報告されている。 35歳女性 (イタリア) がイチョウ葉エキス240 mg/日を
 2ヶ月間摂取したところ、夜間の不整脈をおこし、摂取中止により改善した。
【ゴマ】 有効性:循環器・呼吸器 (11.10.07)
・高血圧前症の男女30名 (試験群15名、平均49.3±7.7歳、タイ) を対象とした二重盲検無作為化比較試験において、
 黒ゴマ粉末カプセル2.52 g/日を4週間摂取させたところ、収縮期血圧と血漿中マロンジアルデヒド濃度の低下が
 認められたという報告がある。
【エゾウコギ】 安全性:医薬品等との相互作用 (11.10.06)
・脂質異常症および乳がんの既往歴があり、乳がん術後からドキシフルリジン (抗悪性腫瘍剤) を
 600 mg/日服用していた61歳女性 (日本) が、自己判断でエゾウコギ抽出物を含む健康食品 (摂取量不明) を
 2ヶ月程度併用したところ、動悸、胸部重苦感を自覚して医療機関を受診、心電図にて完全房室ブロックを確認。
 医薬品および健康食品摂取中止6日後に症状が改善したため、ドキシフルリジンとエゾウコギ抽出物を含む健康食品を
 併用したことによる完全房室ブロックと診断されたとの報告がある。
【セージ】 安全性:危険情報 (11.10.06)
・セージ精油はけいれん誘発が報告されているツヨーン、樟脳、シネオールを含むため、セージ精油摂取によりてんかんを
 誘発する可能性がある 。
・セージ精油摂取との因果関係が疑われる強直間代性発作が報告されている。脂質異常症の改善を期待して、
 一週間毎にセージ精油を一口、数年間摂取していた54歳女性 (スイス) が、セージ精油を摂取した直後に脱力、
 多量の発汗、めまい、頻呼吸が生じ、10分後に消失した。その後、誤って多量 (摂取量不明) に摂取したところ、
 強直間代性発作が生じ、意識を消失した。セージ精油の摂取中止した後は、同様の症状は現れていない 。
 ・数ヶ月前より全身の倦怠感を感じていた53歳男性 (スイス) が、刺激剤としてセージ精油を12滴摂取したところ、
 20分後に全身性強直間代性発作、昏睡が15分間生じた。セージ精油の摂取中止した後は、同様の症状は現れていない。
【ダイズ】 安全性:危険情報 (11.10.05)
・ダイズ製品摂取との因果関係が疑われる健康被害が報告されている。ダイズアレルギーの既往歴の無かった
 17歳女性 (クロアチア) が大豆入りツナの摂取1.5時間後にバスケットボールの練習を行い、アナフィラキシーを起こした。
 その後のテストで、大豆摂取のみでは反応しないが大豆摂取後に運動を行うとアレルギー反応を起こすことが
 確認された。
【セイヨウオトギリソウ】 安全性:医薬品等との相互作用 (11.10.03)
・特定の遺伝素因(SLCO1B1を持ちCYP2C8*3ノンキャリア)の健常成人男性15名 (19~24歳、中国) を対象とした
 無作為化クロスオーバー比較試験において、セントジョーンズワート325 mg×3回/日を14日間摂取させ、15日目に
 レパグリニド1 mgを単回服用し15分後にグルコース75 gを摂取させたところ、レパグリニドの血中濃度時間
 曲線下面積(AUC)や最高血中濃度(Cmax)、半減期、血糖低下作用やインスリン増加作用に影響は 
 与えなかったという報告がある。
2011年9月
【イソフラボン】 有効性:骨・筋肉 (11.09.27)
・骨に対する有効性が認められなかった報告>
 閉経後の女性248名 (試験群122名、平均53±3.3歳、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験に
 おいて、大豆イソフラボン200 mg/日を2年間摂取させたところ、骨密度 (BMD) に影響は認められなかった。
【ダイズ】 有効性:肥満 (11.09.21)
・肥満症の女性23名 (平均22±2歳、イラン) を対象とした無作為化クロスオーバー比較試験において、
 大豆飲料240 ml/日を6週間摂取させたところ、血圧の低下がみられたが、体重、ウエスト周囲径、ヒップ周囲径、
 BMIに影響は認められなかったという報告がある。
【イソフラボン・ダイズ】 有効性:循環器・呼吸器 (11.09.13)
・アンドロゲン抑制療法中の前立腺がん患者33名(試験群17名、69.2±2.5歳、アメリカ)を対象とした
 二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、大豆たんぱく質20 g/日(イソフラボン160 mg含有)を12週間摂取させ
 ところ、血中脂質 (総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、トリグリセリド) 、
 糖代謝 (血糖、グルカゴン、C-ペプチド、HOMA) 、肥満・炎症 (レプチン、レジスチン、アディポネクチン、TNFα、
 sTNFαRI、sTNFαRII、spg130、CRP、IL-6) マーカーに影響は認められなかったという報告がある。
【セイヨウオトギリソウ】 安全性:医薬品等との相互作用 (11.09.06)
・クロピドグレル(抗血小板薬、肝臓で活性代謝物に変換されて作用)低応答者10名 (28~55歳、アメリカ) を対象とした
 オープンラベル試験において、セントジョーンズワート300 mg×3回/日を14日間摂取させ、クロピドグレル300 mgを
 投与したところ、血小板凝集能の低下、CYP3A4活性の増加が認められ、同様に冠動脈ステントを受け、
 クロピドグレル75 mg/日を服用中のクロピドグレル低応答患者20名 (試験群10名、平均59±10歳、アメリカ)
 対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験においても、血小板反応性の低下と抗血小板作用の増強が
 認められたという報告がある。
【モリンガ、ワサビノキ】 安全性:医薬品等との相互作用 (11.09.05)
・ヒト肝細胞を用いたin vitro試験において、モリンガの葉のメタノールまたは水抽出物にはCYP3A4阻害作用が
 認められ、IC50はメタノール抽出物で0.5 mg/mL、水抽出物で2.5 mg/mLであり、また、水抽出物では細胞毒性
 (IC50=6 mg/mL) が認められたという報告がある。
2011年8月
自閉性障害の治療を目的に摂取したいわゆる健康食品によるアレルギー症状の症例報告 (110829)
・症例
 自閉性障害の治療を目的に摂取したいわゆる健康食品 (ビール酵母、バナナ、小麦酵母などを原料とし、アミノ酸、
 ビタミン、ミネラルを混合したもの) によるアレルギー症状の症例が2例報告されている。自閉性障害として経過観察が
 行われている3歳男児 (日本) が、当該製品を摂取したところ (摂取量等不明) 、発熱、咳嗽を訴えて医療機関を受診。
 血液検査によりAST値、ALT値の上昇が認められた。LST (リンパ球特異的刺激試験) において、当該製品に対する
 陽性反応が認められ、当該製品摂取中止により、1週間後に症状が改善した。自閉性障害として経過観察が
 行われている2歳男児 (日本) が、当該製品を摂取した直後より掻痒感を伴う膨疹が生じて医療機関を受診。
 血液検査によりAST値、ALT値の上昇が認められた。当該製品に含まれている小麦のRASTが陽性であり、
 当該製品摂取中止により3~4日で蕁麻疹は消退し、1週間後には肝機能異常が改善した。
 2症例とも自閉性障害の治療を目的に健康食品を利用していたが、効果を否定されることをおそれて主治医に
 報告していなかった (L627230011) 。
・対策
 病気の人は健康食品を利用しない健康食品は「病気の人」を対象として作られていません。病気の人が健康食品を
 利用すると、本人の病状や併用医薬品との相互作用によって思わぬ健康被害を受けることがあります。
 医薬品と違って、健康食品は含有成分とその量が曖昧なことが多く、名称は同じでも品質の全くことなる製品が
 流通しています。たとえ健康食品に含まれている成分に病気の治療効果の情報があったとしても、製品に同様の
 治療効果があるとは言えません。病気の人が健康食品を利用することは、適切な治療の障害となります。
 どうしても使いたい製品がある場合は、医師や薬剤師等の専門家に必ず相談しましょう。また、病気の人に健康食品を
 差し入れたり、贈ったりすることも、控えましょう。
・利用歴を記録しておく
 いわゆる健康食品を利用する際には、その必要性を十分に検討し、「どのような食品を」「いつから」「どのくらいの量・
 頻度で」利用しているか、記録に残しておきましょう。
・体調に異常を感じたときには摂取を中止する。
 独自の判断で「からだによい」と思っていても、個人の体質や摂取時の体調、また製品に問題があった場合などにより、
 上記のように予期せぬ健康被害が起きる可能性が否定できません。思い込みで摂取を継続したりせずに、異変を
 感じたら直ちに摂取を中止し、必要ならば医療機関を受診し、保健所にも相談してください。
【スピルリナ】 安全性:危険情報 (11.08.19)
・妊娠初期よりビタミンDを、妊娠4ヶ月より過度のスピルリナサプリメント(摂取量等不明) を摂取した妊婦 (フランス) の
 新生児が、生後1日目に全身発作を呈した。新生児の血清カルシウム値、イオン化カルシウム値、リン酸塩値、
 カルシトリオール値、および母親の血清カルシトリオール値の上昇が認められ、WHO-UMC基準で”likely”と
 評価されたため、妊娠中に摂取していたスピルリナサプリメントとの因果関係が疑われる新生児の
 重度高カルシウム血症と診断された。
【ザクロ】 有効性:糖尿病・内分泌 (11.08.19)
・肥満の成人20名 (試験群10名、平均36.3±8.3歳、メキシコ) を対象とした二重盲検プラセボ比較試験において、
 ザクロジュース120 mL/日を1ヶ月間摂取させたところ、体重、体脂肪、BMIの増加抑制が認められたが、血糖値、
 インスリン濃度、食後120分間のグルコースとインスリンの血中濃度-時間曲線下面積(AUC)に影響は
 認められなかったという報告がある。
【チャ (茶) 】 有効性:糖尿病・内分泌 (11.08.12)
・健康な成人19名 (平均52±11歳、アメリカ) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化比較試験において、
 ウーロン茶、カテキン添加ウーロン茶、ウーロン茶ポリフェノール添加ウーロン茶のいずれかを1.4 L/日、5日間摂
 させたところ、空腹時の血糖値、血清インスリン濃度、インスリン抵抗性指標 (HOMA) や、食後240分間のグルコースと
 インスリンの血中濃度-時間曲線下面積(AUC)に影響は認められなかったという報告がある。
英国MHRAが痩身を目的とした製品のインターネットでの購入に注意喚起 (110812)
・注意喚起および勧告内容
 2011年8月11日、英国MHRA (The Medicines and Healthcare products Regulatory Agency) が痩身を目的とした製品の
 インターネットでの購入に注意喚起。
・解説
 インターネットで簡単に国外の痩身目的の製品を購入することができるが、中には国外の機関から注意喚起されて
 いるものもある。たとえば、「Instant Slim」、「Acai Berry ABC」、「Sport Burner」などは医薬品成分であるシブトラミンを
 含んでいるため、スウェーデンMPAから注意喚起されている。英国MHRAは、インターネット等で痩身目的の製品を
 購入することは健康被害をこうむる可能性があるため、購入しないように勧告。
関連成分
・シブトラミン (sibutramine)
 シブトラミンは、1997年に肥満抑制薬としてアメリカのFDAの許可を受けたが、日本では未承認。
 副作用として血圧上昇及び心拍数増加などが報告されており、心臓病の方は服用を避けたほうがよいとされている。
 アメリカ国内において、許可されてから2003年8月までに54例の死亡事例 (うち30例は心血管が原因) が報告されている。
 2005年8月、FDAはシブトラミンの使用停止に関する消費者団体の請願書に対し、シブトラミンの使用に細心の注意を
 呼びかけ、その安全性を監視することにより、引き続き医薬品として承認していくことを公表。その後、欧州で実施された
 SCOUT試験 (Sibutramine Cardiovascular OUTcome Trial) による、心血管疾患歴のある患者では心血管疾患
 再発リスクが高くなるという結果をうけて、2010年10月、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでメーカーに
 よる任意回収が決定した。また、開発したメーカーはすでに販売・流通を中止している。
 2010年11月、インド医薬品規制当局 (Drugs Controller General of India、DCGI) がシブトラミンの販売を禁止。
【オオムギ(バクガ)】 有効性:循環器・呼吸器 (11.08.10)
・2008年7月までを対象に9つのデータベースで検索できた無作為化比較試験11報について検討したメタ分析において、
 オオムギもしくはオオムギから抽出したβ-グルカンの摂取は、総コレステロール値、LDLコレステロール値を
 低下させたという報告がある。
【ブドウ】 有効性:循環器・呼吸器 (11.08.09)
・2010年10月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験9報について検討したメタ分析において、
 ブドウ種子抽出物の摂取は、収縮期血圧と心拍数を低下させたが、拡張期血圧、血中脂質濃度、C反応性蛋白濃度に
 影響は与えなかったという報告がある。
【パセリ】 安全性:危険情報 (11.08.09)
・季節性の鼻結膜炎がある24歳女性 (イタリア) が、生のパセリやルッコラを摂取し、唇の血管性浮腫を生じ、
 プリックテストでルッコラとパセリが陽性であったため、これらの生野菜による接触性じんま疹と診断されたという
 報告がある。
【ゴマ】 有効性:循環器・呼吸器 (11.08.09)
・過体重または肥満の男性と閉経後の女性38名 (平均54.7±8.6歳、オーストラリア) を対象としたクロスオーバー
 無作為化プラセボ比較試験において、ゴマ25 g/日 (ゴマリグナン約50 mg/日含有) を5週間摂取させたところ、
 血中脂質、血圧、炎症マーカー (C反応性蛋白、IL-6、TNF‐α) 脂質過酸化反応に影響は認められなかったという
 報告がある。
【ノニ】 安全性:危険情報 (11.08.05)
・ノニ果汁摂取との関連が疑われる肝障害の症例が報告されている。 14歳男児 (アメリカ) が、抗酸化ジュースと謳った
 飲料 (アロエベラ、アサイ、マスカディンブドウ、マンゴスチン、ノニ、クコ、ザクロ、ブルーベリー、緑茶抽出物、
 植物由来ビタミンやミネラル含有) を2ヶ月間で600 mL(ノニ果汁約91 mg/kg体重)摂取し、急性肝炎をおこした。
【イチョウ】 安全性:医薬品等との相互作用 (11.08.03)
・健康な男性14名 (CYP2C19通常活性群7名、活性欠損群7名、18~24歳、中国) を対象としたクロスオーバー無作為化
 比較試験において、イチョウ葉エキス240 mg/日を12日間摂取させた後、ボリコナゾール (抗真菌薬) 200 mgを
 単回投与したところ、薬物動態に影響はなかったという報告がある。
2011年7月
英国MHRAが肝障害等を起こす可能性があるハーブを含む製品に注意喚起 (110727)
・注意喚起および勧告内容
 2011年7月26日、英国MHRA (The Medicines and Healthcare products Regulatory Agency)が、肝障害等を起こす
 可能性があるハーブ (Tripterygium wifordii、ライコウトウ) を含む製品の全てに注意喚起。英国MHRAは当該製品を
 使用しないように、また、使用して体調に不安を感じている場合は医療機関を受診するように勧告。
・解説
 当該製品は、リウマチ性関節炎、自己免疫疾患、乾癬によい天然ハーブ製品と謳ってインターネットや小売店等で
 販売されていたが、肝毒性や腎毒性、心疾患などの有害事象をおこす可能性があるTripterygium wifordii (ライコウトウ)
 を含んでいた。現在のところ、当該製品摂取との因果関係が疑われる健康被害については不明。
関連成分
・ライコウトウ (学名:Tripterygium wilfordii)
 ライコウトウはニシシギ科のつる性木本。高さ2~3 mに生長する。タイワンクロヅルとも呼ばれる。
 現時点で、日本では「専ら医薬品として使用される成分本質」にも「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と
 判断しない成分本質」にも該当していない 。俗に「膿瘍によい」「乾癬によい」「炎症によい」と言われているが、
 リウマチ性関節炎については有効性が示唆されているものの、それ以外のヒトでの有効性については調べた
 文献中に十分なデータが見当たらない。適切に経口摂取すれば安全性が示唆されているが、催奇形性があると
 思われるため、妊娠中の経口摂取はおそらく危険と思われる。授乳中の安全性は調べた文献中に十分な情報が
 見当たらないため、使用を避ける 。ライコウトウ根の二層の皮層を取り除き、木質部を酢酸エチルとクロロホルム-
 メタノールで抽出して製剤化したものが、中国では広く使用されている。しかし、女性では月経不順、無月経、
 卵胞刺激ホルモンと乳腺刺激ホルモンの上昇、エストラジオールの低下など、男性では精子数の減少と活動の低下、
 無精子症などの生殖能力の低下がみられる ため、注意が必要である。
【アマニ】 有効性:循環器・呼吸器、骨・筋肉 (11.07.26)
 高齢男性および閉経後女性92名 (50歳以上、試験群:男性20名、女性28名、カナダ) を対象とした二重盲検無作為化
 プラセボ比較試験において、ウォーキングプログラム (30~60分/日、5~6回/週) とともに、アマニリグナン543 mg/日を
 6ヶ月間摂取させたところ、男性のみ、血中トリグリセリド増加の抑制、拡張期血圧の低下が認められたが、女性では
 認められず、男女とも、骨密度、体脂肪、血糖値、血中リポタンパク質や炎症マーカーの濃度に影響は
 認められなかったという報告がある。
【サフラン】 有効性:生殖・泌尿器 (11.07.26)
 不妊症の男性260名 (試験群130名、28.4±5.2歳、イラン) を対象とした、二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、
 サフランを60 mg/日、26週間摂取させたところ、精子の濃度、形態、運動性や精漿の抗酸化能に影響は
 認められなかったという報告がある。
【トウガラシ】 安全性:危険情報 (11.07.22)
 17ヶ月齢の男児 (アメリカ) が、シカ肉のマリネを摂取し、数分後に蕁麻疹、結膜炎、顔の膨張を生じ、マリネに
 使用されていたトウガラシと黒コショウによるアレルギーと診断されたという報告がある。
【ブラックコホシュ】 安全性:危険情報 (11.07.19)
 1つのデータベースで検索できた無作為化比較試験5報について検討したメタ分析において、ブラックコホシュの
 イソプロパノール抽出物(40~128 mg/日)の3~6ヶ月間の摂取は、肝機能に影響を与えなかったという報告がある。
【ニンニク】 安全性:危険情報 (11.07.12)
 ニンニクとの因果関係が疑われる刺激性接触皮膚炎が多数報告されている。64歳の女性 (日本) が、素手でニンニクの
 皮をむいたところ、翌日から指先にかゆみを伴う紅色疹をおこした。
【セイヨウオトギリソウ】 有効性:脳・神経・感覚器 (11.07.08)
 軽度うつ病の患者73名 (48.1±15.0歳、試験群26名、アメリカ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験に
 おいて、セイヨウオトギリソウ810 mg/日を12週間摂取させたところ、うつ症状や生活の質、幸福感等の改善に
 効果は認められなかったという報告がある。
【セージ】 安全性:危険情報 (11.07.05)
 83歳女性 (イスラエル) がセージ抽出物入りのリップクリームを利用したところ、かゆみを伴う唇の腫れや赤みが出現し、
 パッチテストによりセージによるアレルギー性接触皮膚炎と診断されたという報告がある。
2011年6月
【チャ(茶)】 有効性:糖尿病・内分泌 (11.06.16)
 BMI>25のII型糖尿病患者68名 (試験群35名、50.5±9.2歳、台湾) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験に
 おいて、カフェインを含まない緑茶抽出物1,500 mg/日を16週間摂取させたところ、インスリン抵抗性(HOMA-IR)、
 空腹時血糖値、インスリン濃度、HbA1c濃度などに影響は認められなかったという報告がある。
【イチョウ】 安全性:危険情報 (11.06.10)
・イチョウ葉との関係が疑われる健康被害が報告されている。38歳女性(ブラジル)がチアミン900 mg/日と
 イチョウ葉240 mg/日を4年間摂取したところ、脳出血をおこした。
2011年5月
【ブドウ】 有効性:循環器・呼吸器 (11.05.30)
・心疾患または心疾患リスク因子を持っている人50名(平均52.1±8.1歳、アメリカ)を対象とした二重盲検クロスオーバー
 無作為化プラセボ比較試験において、マスカット種子1,300 mg/日を4週間摂取させたところ、静止上腕動脈直径の
 増加がみられたが、血流依存性血管拡張反応(FMD)、血圧、血中脂質濃度、炎症や脂質過酸化マーカー濃度、
 抗酸化能に影響は認められなかったという報告がある。
【ザクロ】 安全性:医薬品との相互作用 (11.05.26)
・健康成人16名(24.1±4.8歳、日本)を対象としたオープンラベル無作為化クロスオーバー試験において、ザクロジュース
 200 mL×2回/日を2週間摂取させ、14日目の摂取時にミダゾラム15 μg/kgを同時服用させたところ、ミダゾラムの
 血中濃度時間曲線下面積(AUC)や最高血中濃度(Cmax)に差はなく、薬物代謝に影響は認められなかったという
 報告がある。
【ツルドクダミ】【ブラックコホシュ】 安全性:危険情報 (11.05.24)
・35歳女性(イタリア)がハーブ(ブラックコホシュ、ツルドクダミ、カンゾウ)含有製品を4週間摂取し(摂取量不明)、
 胆汁うっ滞と肝障害を起こしたが、ハーブ含有製品の摂取を申し出なかったため、胆のう切除術を受けた。
【シイタケ】 安全性:危険情報 (11.05.16)
・シイタケとの因果関係が疑われるシイタケ皮膚炎が多数報告されている。52歳男性(オーストリア)が、生シイタケを
 調理せずに毎日、2週間摂取(摂取量不明)したところ、全身に痒みを伴う発疹が出現し、シイタケ皮膚炎と診断された。
【ヤーコン】 安全性:危険情報 (11.05.12)
・20年前より甲状腺機能低下症に罹患し、3年前より高血圧症のためにアモルジピン(5mg)を服用していた
 55歳女性(韓国)が、ヤーコン根を摂取した5分以内に全身性じんましん、かゆみ、こん睡が生じた。
 プリックテストおよび経口負荷試験においてヤーコン抽出物が陽性であったため、ヤーコン摂取によるアナフィラキシーと
 診断されたとの報告がある。
【テンチャ】 有効性:免疫・がん・炎症 (11.05.12)
・チリダニによるアレルギー性鼻炎の患者89名(試験群47名、30.5±10.4歳、日本)を対象とした二重盲検無作為化
 プラセボ比較試験において、テンチャ抽出物400mg/日を4週間摂取させたところ、くしゃみ、鼻汁、鼻閉塞などの
 鼻炎症状に影響は与えなかったという報告がある。
【カンゾウ】 安全性:危険情報 (11.05.11)
・カンゾウ摂取との因果関係が疑われる重篤な低カリウム血症が多数報告されている。 65歳男性(アメリカ)が、カンゾウを
 摂取し(摂取量、期間不明)、全身性虚弱、嘔吐、下痢、手足のしびれ、胸痛、息切れ、尿の減少などを起こし、
 高度の低カリウム性麻痺と高血圧と診断された。
【ブラックコホシュ】 安全性:危険情報 (11.05.09)
・44歳女性(ドイツ)がブラックコホシュ製品5mg/日を4週間前から摂取したところ(摂取量不明)、体液貯留、
 血液凝固活性化、一過性自己免疫性肝炎を起こした。
【イソフラボン】【ダイズ】 有効性:循環器・呼吸器 (11.05.06)
・閉経後の糖尿病前症(初期糖尿病)の女性180名(48-70歳、試験群120名、中国)を対象とした二重盲検無作為化
 プラセボ比較試験において、大豆たんぱく質15g/日と大豆イソフラボン100mg/日の併用もしくは大豆イソフラボンを
 単独で6ヶ月間摂取させたところ、HDLコレステロール、LDLコレステロール、総コレステロール、トリグリセリド、
 C反応性蛋白、血清尿酸値に影響を与えなかったという報告がある。
【オウカコウ】 安全性:危険情報 (11.05.02)
・52歳男性(アメリカ)がオウカコウの主成分であるアルテミシニンを200mg×3回/日、10日間摂取したところ、腹痛、
 褐色尿、血清AST、ALT、ALP、ビリルビンの上昇が認められ、肝炎と診断された。摂取を中止したところ、2週間後に
 回復したとの報告がある。
2011年4月
【オリーブ】 安全性:危険情報 (11.04.28)
・花粉症と喘息があり、花粉抽出物(オリーブ、ホソムギ、ノハラヒジキ含有)による皮下免疫療法を受けていた
 16歳男性(スペイン)が、オリーブ果実を摂取した20分後に腕部のそう痒性発疹、胸部の激痛および呼吸困難を伴う
 アナフィラキシーを起こしたとの報告がある。
【ブラックコホシュ】 安全性:危険情報 (11.04.27)
・62歳女性(ベルギー)がブラックコホシュ240mg/日と他のハーブの含有製品(大豆抽出物4.41g/日、
 アカツメクサ120mg/日、ワイルドヤム500mg/日、クズ12.5mg/日、トウキ500mg/日、セントジョーンズワート100mg/日、
 カルシウムリン酸塩350mg/日)を3ヶ月間摂取し、肝壊死を伴う肝障害を起こした 。
 イルベサルタン、レボチロキシン、インスリン、シンバスタチンを服用している58歳女性(ベルギー)が
 ブラックコホシュ80mg/日を12ヶ月間摂取し、慢性肝炎を起こした
【アロエベラ】 安全性:危険情報 (11.04.26)
・アロエ含有製品との因果関係が疑われる接触皮膚炎が報告されている。ただし、アロエの種類の記載がなく、
 接触性皮膚炎の報告が多いキダチアロエの可能性も考えられる。57歳女性(スペイン)が、眉の傷口にアロエベラを
 湿布したところ、4時間後に湿布部を含む全身に湿疹が出現した。
【クランベリー】 安全性:相互作用 (11.04.22)
・心房細動の治療のため3年前からワルファリン60mg/週を服用していた64歳男性(アメリカ)が、クランベリージュースを
 2杯/日、1ヶ月程度摂取したところ、INR(国際標準化プロトロンビン比)が 5.5に上昇し、摂取中止により3.6まで
 回復したという報告がある。
【朝鮮ニンジン】 安全性:危険情報 (11.04.21)
・慢性腎不全の83歳女性(台湾)が、朝鮮ニンジンを含む製品を1週間摂取したところ(摂取量不明)、徐脈性不整脈を
 起こしたという報告がある。
【シイタケ】 安全性:危険情報 (11.04.18)
・シイタケとの因果関係が疑われるシイタケ皮膚炎が多数報告されている。28歳男性(アメリカ)がシイタケを煮出した
 スープを2回(3日前と当日)摂取したところ、痒みを伴う発疹が出現し、シイタケ皮膚炎と診断された。
【ダイズ】 有効性:糖尿病・内分泌 (11.04.15)
・2010年3月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験24報について検討したメタ分析において、
 大豆の摂取は空腹時血糖値、インスリン濃度などに影響を与えなかったという報告がある。
【カンゾウ】 安全性:危険情報 (11.04.13)
・肥満、抑うつ、急性感染症の34歳女性(ドイツ)が、体重減少目的で数ヶ月間、何も食べずカンゾウ製品のみを摂取し
 (摂取量不明)、致死性高血糖昏睡にて死亡したという報告がある。
【ルイボス】 安全性:危険情報 (11.04.12)
・B細胞悪性腫瘍に罹患しリツキシマブ、プレドニゾロン、コトリマゾールにて治療中の42歳女性(フィンランド)が、
 ルイボス茶を約1L(ティースプーン1杯のルイボス/1カップ、10分間浸出)、2週間摂取したところ肝障害を発症したが、
 ルイボス茶の摂取中止により症状は改善したという報告がある。
【ラベンダー】 安全性:危険情報 (11.04.07)
・54歳女性(スペイン)が、下腿潰瘍の治療を目的にツボクサ抽出物やラベンダー精油などを含む軟膏を2回/日、
 2日間塗布したところ、かゆみと小胞反応が生じた。当該製品、ツボクサ抽出物、ラベンダー精油がパッチテストで
 陽性であったため、ツボクサおよびラベンダー精油によるアレルギー性接触皮膚炎と診断された。
【ツボクサ】 安全性:危険情報 (11.04.07)
・外用では、接触性皮膚炎や灼熱感が起こることがある。ツボクサを含む製品を塗布したことによる皮膚炎の事例が
 多数報告されている。42歳女性(ポルトガル)がツボクサを含む軟膏を、首の手術後の傷跡に塗布したところ、
 首と胸郭上部に重度の湿疹が出現した。パッチテストによりツボクサが陽性であったため、ツボクサによる接触皮膚炎と
 診断された。
 54歳女性(スペイン)が、下腿潰瘍の治療を目的にツボクサ抽出物やラベンダー精油などを含む軟膏を2回/日、
 2日間塗布したところ、かゆみと小胞反応が生じた。当該製品、ツボクサ抽出物、ラベンダー精油がパッチテストで陽性で
 あったため、ツボクサおよびラベンダー精油によるアレルギー性接触皮膚炎と診断された。
 49~61歳女性(3名、アルゼンチン)が、体重減少を目的としてツボクサ錠(詳細不明)を20~60日摂取したところ、
 右季肋部痛、黄疸、黄疸尿、無力、食欲不振、掻痒などの症状が生じ、ツボクサによる肝毒性と診断されたとの
 報告がある。
【カンゾウ】 安全性:医薬品との相互作用 (11.04.05)
・狭心症、高血圧、不整脈、前立腺がん、喘息などの既往歴があり、複数の薬剤(イミダプリル塩酸塩、
 アムロジピンベシル酸塩、イソソルビドモノニトラート、ジソピラミド、ビカルタミド、シロドシン、プラバスタチンナトリウム、
 フルトプラゼパム)に加え、カンゾウ0.44g/日および0.34g/日含有の漢方薬2種類を服用していた82歳男性(日本)が、
 肺炎のため入院し、ガレノキサシン(フルオロキノロン系抗生物質)にて治療したところ、カンゾウ摂取による
 低カリウム血症、薬剤によるCYP3A4阻害が関連したガレノキサシンとジソピラミドの副作用の増強が複合的に
 影響して心室性頻拍を起こしたという報告がある。
【ニンニク】 安全性:禁忌対象者 (11.04.04)
・ニンニク抽出物(600mg/錠)含有製品を2錠/日、1年間摂取していた51歳男性(ギリシャ)が、腎結石の体外衝撃波 
 砕石術(SWL)を受けた後、腎臓血腫を発症したという報告がある
2011年3月
【アガリクス】 安全性:危険情報 (11.03.23)
・アガリクス含有製品摂取との因果関係が疑われる健康被害が多数報告されている。右手指の悪性黒色腫で
 1年間β-インターフェロン治療中の77歳女性(日本)がアガリクス製品を摂取したところ(摂取量、摂取期間など不明)、
 他臓器やリンパ節などへの転移や再発はみられないにも係わらず、血中5-S-CD(5-S-cysteinyldopa;
 メラニン関連代謝物、悪性黒色腫腫瘍マ-カ-)が高値となったが、アガリクス製品摂取中止1ヶ月後に正常値に戻った。
【カンゾウ】 安全性:危険情報 (11.03.18)
・カンゾウ摂取との因果関係が疑われる重篤な低カリウム血症が多数報告されている。50歳女性(トルコ)が
 カンゾウ抽出液を2カップ/日、3ヶ月間摂取したところ、全身性虚弱、胸の痛み、発汗、動悸、めまい、
 失神発作を起こした。カンゾウ摂取によって誘発された低カリウム血症によるブルガダ症候群と診断され、
 植え込み型心臓除細動器が必要となった。
【カミツレ(カモミール)】 安全性:危険情報 (11.03.17)
・34歳(妊娠20週)、32歳(妊娠35週)の妊婦(イギリス)が、それぞれカモミール茶を継続的に摂取したところ(量、期間不明)、
 胎児に動脈管早期収縮がみられたという報告がある。
【オリーブ】 安全性:危険情報 (11.03.10)
・花粉症のある25歳女性(スイス)が、オリーブ果実やオリーブ油を摂取し、アナフィラキシーを起こしたとの報告がある。
【ウコン】 有効性:糖尿病・内分泌 (11.03.03)
・健常成人14名(平均29±1歳、スウェーデン)を対象としたクロスオーバープラセボ比較試験において、ウコン6gの
 単回摂取は、75g糖負荷試験の血清インスリン濃度を上昇させたが、血漿グルコース濃度や
 GI(グリセミック・インデックス)値に影響は与えなかったという報告がある。
【ウコン】 安全性:危険情報 (11.03.01)
・ウコン摂取との因果関係が疑われる健康被害が報告されている。55歳男性(日本)が、4年前からウコン粉末を含む
 製品を毎日摂取(摂取量等の詳細不明)していたところ、全身に掻痒を伴う紅斑、水疱、びらんが生じた。
 ウコン関連製品(カレーを含め)の摂取中止により1週間で症状はほぼ改善したが、自己判断によりウコン製品を
 再摂取して症状が再発したため、ウコンによる多発性固定薬疹と診断された。
 肝機能異常のある74歳女性(日本)が、ウコンを1年間程度摂取したところ(摂取量等の詳細不明)、全身倦怠感、
 黄疸が出現。AST値、ALT値の著明な上昇と、ALP値、γ-GTP値、総・直接ビリルビン値の上昇が認められたため、
 ウコン摂取を契機とした胆管障害を伴う自己免疫性肝炎と診断された。
2011年2月
【ブラックコホシュ、レッドクローバー、ダイズ、ビタミンE、朝鮮人参、メマツヨイグサ、ヤムイモ、カバ、メラトニン】
・有効性:生殖・泌尿器 (11.02.25)
 2010年6月までを対象に3つのデータベースで検索できた臨床試験について検討したシステマティックレビューにおいて、
 ブラックコホシュ、イソフラボン、レッドクローバー、ダイズ、ビタミンE、朝鮮人参、トウキ、メマツヨイグサ油、ヤムイモ、
 カバ、メラトニンを代替医療としてそれぞれ単独使用することが、更年期女性のホットフラッシュ(ほてり、のぼせ)に
 与える影響には一定の傾向が認められず、長期使用の安全性データが不十分であったという報告がある。
【キダチアロエ】 安全性:危険情報 (11.02.23)
・マタタビ酒やドクダミ茶、クロレラなどを摂取していた50歳男性(日本)が、3cm幅の短冊様に切ったキダチアロエを
 10枚ほど直接摂取したところ、翌日より右季肋部痛が出現。十二指腸粘膜の浮腫および出血、血清アミラーゼ値
 および尿アミラーゼ値が高値であったため、短期間に大量に摂取したキダチアロエによる急性出血性十二指腸炎
 ならびに急性膵炎と診断されたとの報告がある。
【ダイズ】 安全性:危険情報 (11.02.22)
 大豆加工工場の従業員281名(工場勤務94名)(アメリカ)を医学的・環境的に調査したところ、ダイズへの職業的暴露は
 喘息との関連が認められたという報告がある。
【黒酢】 安全性:危険情報 (11.02.21)
・59歳女性(日本)が、黒酢を含む製品を毎日摂取していたところ(900mg/日、摂取期間不明)、
 加齢性眼瞼下垂症手術時に通常よりも明らかに出血が多く、止血に相当の時間を要した。出血傾向を示す他の病態や
 抗血栓薬の服用のないことが確認されており、止血困難の原因として黒酢を含む製品の摂取が疑われたとの報告がある。
【スギナ】 安全性:危険情報 (11.02.21)
・80歳男性(日本)が、柿の葉とスギナの乾燥物を煎じたお茶(摂取量不明)を、毎日、10年間程度摂取していたところ、
 5年ほど前から掻痒性紅斑と丘疹が生じたが、摂取中止により回復した。パッチテストでは柿の葉およびスギナは陰性で
 あったが、煎じたお茶の原液は陽性、お茶の原液の内服テストでも陽性であったため、柿の葉およびスギナ乾燥物を
 煎じたお茶による薬疹と診断されたとの報告がある。
【ナットウ】 安全性:危険情報 (11.02.17)
・アトピー性皮膚炎の既往歴がある12歳男児(日本)が、夕食に納豆を100g以上摂取したことがそれぞれ別の日に
 4回あり、4回とも摂取1~14時間後に蕁麻疹の頻発およびアナフィラキシーを発症した。プリックテストにより、大豆や
 他の大豆製品による反応は認められなかったが、納豆および納豆抽出物で陽性であったため、納豆による
 遅発性アナフィラキシーと診断されたという報告がある。
【ザクロ】 安全性:危険情報 (11.02.15)
・生のモモや、モモフレーバー食品にアレルギーのある17歳女性(イタリア)が、数粒のザクロ種子を摂取した3時間後に
 運動(ダンス)したところ、広範囲のじんましん、口唇浮腫が出現。プリックテストでザクロ種子が陽性であったため、
 ザクロによる運動誘発性アナフィラキシーと診断された。
【ギムネマ・シルベスタ】 安全性:危険情報 (11.02.14)
・II型糖尿病でアセタゾラミドを2年間服用していた60歳女性(イスラエル)が、ギムネマ茶を摂取 (3回/日、摂取量不明)
  したところ、7日目より虚弱、疲労、黄疸、食欲不振、体重減少が出現し、10日で摂取を止めたが、7日後に入院、
 薬剤性肝障害と診断されたという報告がある。
【カンゾウ】 安全性:危険情報 (11.02.10)
・49歳女性(アメリカ)がカンゾウを1ポンド(約450g)/日、4ヶ月間摂取したところ、激しい頭痛、視力障害、全身性痙攣を
 発症し、可逆性脳血管攣縮および可逆性後頭葉白質脳症と診断されたという報告がある。
【ダイズ】 有効性:免疫・がん・炎症 (11.02.08)
・3つのデータベースで検索できた日本人もしくは韓国人を対象としたコホート研究または症例対照研究について検討した
 メタ分析において、胃がん発症リスクは、非発酵大豆食品の摂取量が多いと低下し(17試験)、発酵大豆食品の
 摂取量が多いと増加した(20試験)という報告がある。
【ノニ】【ウコン】 安全性:危険情報 (11.02.07)
・II型糖尿病、脂質異常症の既往歴のある61歳男性(日本)が、ノニジュースを450mL(常用量の約15倍、摂取期間不明)、
 ウコン含有飲料を100mL(1本のみ)摂取したところ、数日以内に吐き気、褐色尿、肝胆道系酵素値の上昇が認められた。
 DLSTによりウコンが陽性、およびDDW-J2004薬物性肝障害ワークショップの定義より、ウコンあるいはノニによって
 発症した薬剤性肝障害と診断されたとの報告がある。
【クランベリー】 有効性:生殖・泌尿器 (11.02.01)
・急性尿路感染症患者319名(試験群155名、21.2±3.4歳、女性、アメリカ)を対象とした二重盲検無作為化プラセボ
 比較試験において、27%クランベリージュース240mL×2回/日を6ヶ月間摂取させたところ、尿路感染症の再発率に
 影響は与えなかったという報告がある。
2011年1月
【ヤーコン】 安全性:危険情報 (11.01.28)
・スギおよびヒノキの花粉症の既往歴がある44歳男性(日本)が、ヤーコン、トマト、ウインナーソーセージを摂取した
 30分後に、眼瞼浮腫、鼻閉感、呼吸苦が生じた。過去2年間に、同様の症状を他に2回経験していたため
 プリックテストを行ったところ、ヤーコンおよび大豆(生もしくは加熱処理された大豆製品)で陽性であったことから
 (大豆発酵食品は陰性)、ヤーコンと大豆によるアナフィラキシーと診断されたとの報告がある。
【エキナセア】 有効性:免疫・がん・炎症 (11.01.25)
・風邪のひき始めの患者719名(33.7±14.4歳、試験群366名、アメリカ)を対象とした無作為化比較試験において、
 エキナセア乾燥根(E.purpurea根とE.angustifolia根をほぼ等量含有)を1日目は10.2g/日、その後4日間は
 5.1g/日摂取させたところ、罹患期間や重症度に影響は認められなかったという報告がある。
【チャ】 安全性:危険情報 (11.01.24)
・糖尿病と胃がん(胃切除術)の既往歴があり、緑茶多飲、茶葉喫食(摂取量等詳細不明)の習慣があり、柿多食の嗜好の
 ない89歳女性(日本)が、嘔吐、腹痛が出現したため医療機関を受診、腫瘤による閉塞性イレウスを認め開腹手術と
 なった。切除した腫瘤を分析したところ98%タンニンよりなる結石であったため、緑茶多飲・茶葉喫食との関連が
 疑われる残胃胃石イレウスと診断されたとの報告がある。
【オオムギ(バクガ)】 有効性:循環器・呼吸器 (11.01.24)
・BMI>22で、軽度の高コレステロール血症の男性44名(30-60歳、試験群22名、日本)を対象とした二重盲検無作為化
 比較試験において、β-グルカン高含有大麦食320g(精白大麦と白米を等量含む飯160g/食を1日2回、β-グルカン
 として7.0g/日)を12週間摂取させたところ、血清LDLコレステロール、総コレステロール、内臓脂肪、BMI、腹囲が
 減少したという報告がある。
【イチョウ】 安全性:危険情報 (11.01.20)
・イチョウの果実や種子との因果関係が疑われる健康被害が報告されている。2歳1ヶ月男児(日本)が、オーブンで
 加熱調理した銀杏を20~30個摂取し、約10時間後より、嘔吐、全身性強直間代性けいれんなどが出現した。
 ビタミンB6製剤の投与により回復し、血清中4-O-メチルピリドキシン値が381ng/mLと高値であったため、銀杏中毒と
 診断された。
・高血圧症、肺腺がんなどの既往歴があり、40年来5~10個/日の銀杏を摂取していた62歳女性(日本)が、銀杏の
 外種皮(果肉)を素手で触ったところ、約1週間後に下肢の痒みを伴う紅斑、顔面に浮腫性紅斑が出現し、接触皮膚炎と
 診断された。その4日後、銀杏を50個以上摂取したところ、数時間後より顔面の発赤、腫脹、意味不明の言動などが
 認められた。ビタミンB6投与および銀杏摂取中止により回復し、パッチテストにより銀杏が陽性であったため、銀杏に
 よるアレルギー性接触皮膚炎後に生じた銀杏中毒と診断された。
【ウメ】 安全性:危険情報 (11.01.20)
・アレルギー性鼻炎や、ウメ、モモ、リンゴ、オレンジ、グレープフルーツによる口腔内違和感や蕁麻疹などの経験がある
 53歳女性(日本)が、普段はウメの摂取を避けていたが、健康食品として他人から勧められたウメ(黒酢漬け)を
 1個摂取した5分後より蕁麻疹、呼吸困難が出現した。プリックテストにより、黒酢に漬けたウメおよび梅干しが陽性、
 黒酢は陰性であったため、摂取したウメによる口腔アレルギー症候群と診断された。
【ダイズ】 安全性:危険情報 (11.01.14)
・シラカバ花粉アレルギーの子ども4名(10-14歳、スウェーデン)が花粉の時期に豆乳を摂取後、呼吸困難等の重篤な
 アレルギー症状を呈したため調べたところ、シラカバ花粉と大豆タンパクの交差反応と考えられたという報告がある。
【セイヨウオトギリソウ】 安全性:医薬品等との相互作用 (11.01.11)
・健常成人男性14名(21.1±1.5歳、日本)を対象としたオープンラベル比較試験において、セントジョーンズワート
 (SJW)300mg×3回/日を14日間摂取させ、14日目のSJW最終摂取時にゾルピデム(睡眠導入剤)10mg/回を同時
 服用させたところ、ゾルピデムの血中濃度時間曲線下面積(AUC)や最高血中濃度(Cmax)が減少し、
 全身クリアランス(CL/F)が増加したという報告がある。
【ギムネマ・シルベスタ】 安全性:危険情報 (11.01.07)
・24歳女性(日本)が、ダイエット目的にギムネマ茶を3回/日、2ヶ月程度摂取したところ(摂取量不明)、掻痒性皮疹が
 出現した。パッチテストでギムネマ抽出物質が、DLST試験でギムネマ茶およびトリテルペン系サポニン
 (ギムネマ抽出物質)が陽性であり、内服誘発試験での再発を確認したため、ギムネマ茶に含まれるトリテルペン系
 サポニンによる扁平苔癬と診断されたとの報告がある。
【ヤマブシタケ】 有効性:脳、神経、感覚器 (11.01.06)
・改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)(20/30点以下で認知症の疑い、得点による重症度分類は行わない
 スクリーニング用スケール)と描画テストの組み合わせによる評価の合計点が22~25点であった健康な成人
 29名(50~80歳、試験群14名、日本)を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ヤマブシタケ子実体
 乾燥粉末を約3g/日、16週間摂取させたところ、知能評価スコアが上昇したとの予備的な報告がある。
【(イソフラボン)ダイズ】 有効性:循環器・呼吸器 (11.01.06)
・2009年8月までを対象に1つのデータベースで検索できた無作為化比較試験17報について検討したメタ分析において、
 単離イソフラボンもしくはイソフラボン含有大豆製品の摂取は、それぞれ単独の介入では傾向が異なったものの、
 全体としては血管内皮機能の指標である血流依存性血管拡張反応(FMD)にわずかに影響を与えたという報告がある。
【カロテン】 有効性:免疫・がん・炎症 (11.01.05)
・2009年4月までを対象に1つのデータベースで検索できた9つの無作為化比較試験を含む全13報について検討した
 システマティックレビューおよびメタ分析において、β-カロテンの摂取は膵臓がん、大腸がん、前立腺がん、乳がん、
 皮膚がん、メラノーマの全がん発症率に影響を与えないが、喫煙者およびアスベスト労働者の場合には
 平均20-30mg/日の摂取で肺がん、胃がんの発症率を増加させたという報告がある。
【葉酸】 有効性:免疫・がん・炎症 (11.01.04)
・1642名の母親とその子ども(症例393名、オーストラリア)を対象とした症例対照研究において、妊娠前の葉酸サプリメント
 摂取は、子どもの急性リンパ性白血病の発症率低下とわずかに関連が認められたが、妊娠中の摂取とは関連が
 認められなかった。また、2008年までを対象に1つのデータベースで検索できた症例対照研究6報についてメタ分析を
 行ったところ、妊娠中の葉酸サプリメント摂取は子どもの急性リンパ性白血病発症率に影響を与えなかったという
 報告がある。
・(独)国立健康・栄養研究所内 情報センター健康食品情報プロジェクト
 「健康食品」の安全性・有効性情報より

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